前の項目 次の項目 目次 図表目次 年版選択 | |
|
1 保護司 保護司は,全国を882(平成21年4月1日現在)の区域に分けて定められた保護区に配属され,保護観察の実施,犯罪予防活動等の更生保護に関する活動を行っている。保護司の人員及び平均年齢の推移(昭和28年以降)は,2-5-5-1図のとおりである。 2-5-5-1図 保護司の人員・平均年齢の推移 平成21年1月1日現在,保護司の人員は,4万8,936人である。なお,保護司の定数は,保護司法(昭和25年法律第204号)により5万2,500人を超えないものと定められている。保護司の平均年齢は,昭和28年には53.2歳であったが,50年ころまで比較的急激に上昇し,その後も緩やかな上昇傾向を示しており,同日現在,63.2歳であった(法務省保護局の資料による。)。平成21年1月1日現在における保護司の年齢層別及び職業別構成比は,2-5-5-2図のとおりである。 年齢層別では,60歳以上で72.5%を占め,40歳代以下は5.3%である。職業は,無職(主婦を含む。)が最も多く,次いで,会社員等であるが,商業・サービス業,宗教家も比較的多い。 2-5-5-2図 保護司の年齢層別・職業別構成比 |