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 平成20年版 犯罪白書 第3編/第1章/第1節/1 

第3編 各種犯罪者の動向と処遇

第1章 外国人犯罪者

第1節 外国人の出入国動向

1 外国人新規入国者

 外国人新規入国者数は,増加傾向にあり,平成19年は772万1,258人で,前年より98万7,673人(14.7%)増加した(法務省入国管理局の資料による。)。
 平成19年の外国人新規入国者の国籍等を地域別に見ると,アジア地域が全体の73.0%を占め,次いで,北アメリカ,ヨーロッパ,オセアニア,南アメリカ,アフリカの順であった。国籍等の内訳を見ると,前年同様,韓国が247万2,620人(32.0%)で最も多く,次いで,台湾135万7,132人(17.6%),米国75万3,153人(9.8%),中国(香港を除く。以下,本節において同じ。)71万4,791人(9.3%)の順であった。次に在留資格別に見ると,観光等を目的とする短期滞在が全体の95.6%を占め,次いで,研修(1.3%),興行(0.5%),留学(0.4%),定住者(0.4%),日本人の配偶者等(0.3%),家族滞在(0.3%)の順であった(法務省入国管理局の資料による。)。
 外国人登録人員は,年々増加しており,平成19年12月31日現在215万2,973人(前年同日比3.3%増)であった(法務省入国管理局の資料による。)。