前の項目 次の項目 目次 図表目次 年版選択 | |
|
1 概況 窃盗を除く一般刑法犯の認知件数は,平成12年以降急増し,16年に58万1,463件と戦後最多を記録したが,17年に減少に転じ,19年も前年より3万7,387件(7.2%)減少した。また,19年の検挙件数は,21万549件(前年比1万4,206件(6.3%)減),同検挙人員は,18万5,556人(同1万1,420人(5.8%)減)であった。 かつて90%前後であった検挙率は,最近急激に低下し,平成16年に37.8%と戦後最低を記録したが,17年には40.5%,18年には43.5%,19年には43.9%と,3年連続でやや回復した。 1-1-2-1図 窃盗を除く一般刑法犯の認知件数・検挙率の推移 ここでは,窃盗を除く一般刑法犯の主要罪名について,個別にその動向を見る。窃盗を除く一般刑法犯の主要罪名別認知件数及び検挙率の推移(最近20年間)は,1-1-2-2図のとおりである(CD-ROM資料1-2及び1-3参照)。1-1-2-2図 窃盗を除く一般刑法犯の主要罪名別認知件数・検挙率の推移 |