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 平成19年版 犯罪白書 第2編/第6章/第2節/1 

第2節 犯罪者の国外逃亡と逃亡犯罪人の引渡し

1 犯罪者の国外逃亡

 国外逃亡被疑者等(日本国内において,刑法犯又は特別法犯を行い,国外に逃亡している者及びそのおそれのある者をいう。以下,本節において同じ。)の人員の推移(最近10年間)は,2-6-2-1図のとおりである。

2-6-2-1図 国外逃亡被疑者等の人員の推移

 平成18年12月31日現在の国外逃亡被疑者等の国籍等別人員及び罪種別人員は,それぞれ2-6-2-2表及び2-6-2-3表のとおりである。

2-6-2-2表 国外逃亡被疑者等の国籍等別人員

2-6-2-3表 国外逃亡被疑者等の罪種別人員

 平成18年12月31日現在の国外逃亡被疑者等を,その推定逃亡先の国・地域別に見ると,中国が174人と最も多く,次いで,ブラジル76人,韓国及びフィリピンがそれぞれ41人の順であった(警察庁刑事局の資料による。)。