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 平成19年版 犯罪白書 第1編/第1章/第2節/6 

6 器物損壊

 器物損壊の認知件数は,平成11年まで漸増傾向にあったところ,12年から大幅に増加して,15年には23万743件に達した。翌年からは減少に転じ,18年には19万4,824件(前年比1万488件(5.1%)減)となったものの,依然として高い水準にある。検挙率は15年までおおむね低下傾向が続き,その後若干回復しているものの,18年においても7.1%と低い。
 平成18年における器物損壊の内容別構成比は,1-1-2-5表のとおりである。

1-1-2-5表 器物損壊の内容別認知件数・構成比

 被害器物等の半数以上を車両が占め,発生場所も駐車(輪)場と道路上の合計が48.4%となっている。