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 平成19年版 犯罪白書 第1編/第1章/第2節/3 

3 強盗

 強盗の認知件数は,平成15年には昭和20年代後半以降で最多の7,664件を記録したが,平成16年以降3年連続で減少し,18年は5,108件(前年比880件(14.7%)減)であった。
 検挙率は,前年に引き続きやや回復した(同5.3ポイント上昇)。
 なお,深夜スーパーマーケット強盗(午後10時から翌日午前7時までの間に,営業中のコンビニエンスストア・スーパーマーケットの売上金等を目的として敢行された強盗事件をいう。以下同じ。)の認知件数,検挙件数及び検挙率(最近10年間)は,1-1-2-3表のとおりである。

1-1-2-3表 深夜スーパーマーケット強盗の認知件数・検挙件数・検挙率

 深夜スーパーマーケット強盗の認知件数は,平成10年以降増加したが,18年は,前年より34件(6.1%)減少した。検挙率は,49.5%と前年より低下した(前年比約11ポイント低下)。