校内暴力事件の事件数及び検挙・補導人員について見ると，事件数は昭和58年(2,125件)を，検挙・補導人員は56年(1万468人)を，それぞれピークとして減少に転じ，近年では，事件数は1,000件未満にとどまり，人員は，1,000〜1,500人台で推移していたが，平成17年は，1,060件(前年比28.0％増)，1,385人(前年比同19.3％増)であった。検挙・補導人員の中では，いずれの年も中学生が圧倒的に多い。17年は中学生が1,255人(90.6％)，次いで高校生が109人(7.9％)，小学生が21人(1.5％)の順であった(警察庁生活安全局の資料による。)。