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平成12年における出所受刑者について,同年から17年までの間,各年末までに再入した者の累積の比率は,3-5-3-1表のとおりである。
これを出所事由別に見ると,満期釈放者の方が仮釈放者よりも再入者の比率が高く,また,その時期も早い。他方,平成17年の再入者について,前刑時の受刑罪名ごとに再犯期間(前回の刑の執行を受けて出所した日から,再入に係る罪を犯した日までの期間をいう。)1年未満の者の占める比率を見ると,再入者が100人以上の罪名では,住居侵入が58.1%と最も高く,次いで,詐欺(55.0%),窃盗(47.4%),強制わいせつ(42.9%)の順であった(CD-ROM資料2-9参照。)。 また,平成8年から12年までの出所受刑者について,出所年を含む5年間に再入した者の比率は,3-5-3-2表のとおりであり,再入者の比率に大きな変化は見られない。 3-5-3-1表 平成12年出所受刑者の17年12月31日までの再入率 3-5-3-2 表出所年から5年間における再入率 |