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 平成18年版 犯罪白書 第1編/第1章/第1節/3 

3 検挙率

 刑法犯の検挙率の推移(最近30年間)は,1-1-1-7図のとおりである。

1-1-1-7 図刑法犯の検挙率の推移

 かつて刑法犯全体で70%前後を誇った検挙率は,刑法犯の認知件数の急増に検挙が追い付かず,平成13年には,刑法犯全体で38.8%,一般刑法犯で19.8%と戦後最低を記録したが,翌14年以降やや回復の兆しを見せ,17年には,刑法犯全体で48.2%(前年比3.5ポイント上昇),一般刑法犯で28.6%(前年比2.6ポイント上昇)とやや回復した。