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4 更生保護 平成16年における来日外国人の保護観察新規受理人員は,1,453人(前年比11.5%増)であった。これを保護観察の種類別に見ると,仮出獄者が1,116人と最も多く,次いで,保護観察処分少年(209人),少年院仮退院者(79人),保護観察付き執行猶予者(49人)の順であった(保護統計年報による。)。
外国人(永住者及び特別永住者を除く。以下,本項において同じ。)の保護観察係属人員の推移(最近10年間の各年12月31日現在)は,2-6-4-10図のとおりである。 外国人の保護観察係属人員は,おおむね増加傾向にあり,平成16年は1,410人(前年比4.7%減)であった。 なお,平成16年12月31日現在保護観察係属中の外国人仮出獄者927人のうち,880人(94.9%)が退去強制事由に該当し,このうち,国外退去済みが658人,収容中が215人,仮放免中が7人であった(法務省保護局の資料による。)。 2-6-4-10図 外国人の保護観察係属人員の推移 最近3年間における外国人の国籍等別保護観察係属人員(各年12月31日現在)は,2-6-4-11表のとおりである。アジア地域出身者が最も多く,次いで,アメリカ地域出身者であり,この両者で総数の90%を超えている。平成16年12月31日現在の外国人保護観察係属人員を国籍等別に見ると,中国(台湾を含む。)が527人と最も多く,次いで,ブラジル258人,イラン111人,韓国・朝鮮82人の順であった。 2-6-4-11表 外国人の国籍等別保護観察係属人員 |