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在外公館が邦人保護事務を通じて把握した日本人の国外における犯罪状況を見ると,平成16年は,585件(前年比3.9%減),721人(同1.8%減)であった(外務省領事局の資料による。)。
平成16年に日本人が国外において犯した犯罪の類型別構成比は,1-6-1-1図のとおりである。 その内訳を見ると,「出入国・査証」が161件(27.5%)と最も多く,次いで,「道路交通関係法令違反」67件(11.5%),「傷害・暴行」49件(8.4%),「薬物関係法令違反」48件(8.2%),「窃盗・同未遂」37件(6.3%),「詐欺・同未遂」35件(6.0%)の順であった。 1-6-1-1図 日本人の国外における犯罪の類型別構成比 |