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 平成17年版 犯罪白書 第1編/第1章/第1節/2 

2 検挙人員

 刑法犯の検挙人員は,平成10年に27年ぶりに100万人台を回復した後,翌11年以降,毎年戦後最多を更新し,16年には128万9,416人(前年比1万9,631人(1.5%)増)を記録した。

1-1-1-3図 刑法犯の認知件数・検挙人員の罪名別構成比

 平成16年の刑法犯の罪名別検挙人員は,1-1-1-2表及び1-1-1-3図[2]のとおりである。
 これまでと同様,交通関係業過が90万119人(69.8%)と70%近くを占め,次いで,窃盗(15.1%),横領(7.5%),傷害(2.1%),詐欺(0.9%),暴行(0.9%)の順であった。
 一般刑法犯検挙人員の年齢層別構成比の推移(最近30年間)は,1-1-1-4図のとおりである。
 60歳以上の者の比率は,昭和50年には2.7%であったが,平成16年には14.5%に上昇した。また,同年は,65歳以上の者が9.4%を占めている。

1-1-1-4図 一般刑法犯検挙人員の年齢層別構成比の推移