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3 交通事犯 4-1-2-3図は,昭和41年以降における少年の道交違反送致人員及び車両の運転に関する道路交通法違反取締件数(反則事件告知件数及び非反則事件送致件数)の推移を見たものである。
少年の道交違反送致人員は,昭和62年に交通反則通告制度の適用範囲が拡大されたことから,以後減少傾向にあり,平成15年は6万7,276人(前年比14.3%減)であった。 一方,少年の道路交通法違反の取締件数は,昭和60年には約194万件とピークに達したが,その後は減少傾向にある。平成15年の取締件数は52万248件で,このうち,45万4,253件(87.3%)は反則事件として告知されたものである。また,同年における少年の非反則事件について違反態様別の構成比を見ると,無免許が36.6%で最も高く,次いで,最高速度違反(26.9%),酒気帯び・酒酔い(7.3%)の順となっており,成人と比較すると,無免許(成人は5.6%)の占める割合の高さが目立っている(警察庁の統計による。)。 4-1-2-3図 少年の道交違反送致人員及び道路交通法違反取締件数の推移 |