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2 少年受刑者の収容状況及び特徴 昭和21年以降における少年新受刑者数は,現行少年法の適用年齢が18歳未満から20歳未満に引き上げられた26年の3,119人を最後のピークとした後は,おおむね減少傾向が続き平成8年には41人となった。その後増加に転じ,14年には,前年の55人から大幅に増加し87人(前年比58%増)となった。そのうち女子が1人である。年齢別構成比は,4―2―5―1図のとおりである。毎年大きな変化はなく,18・19歳の新確定少年受刑者が約8割を占めている。4―2―5―2図は,刑期別構成比を示したものであり,少年新受刑者87人中83人が不定期刑である。
刑名別では,前年同様,全員が懲役刑である。 罪名別に見ると,刑法犯が81人,特別法犯が6人である。刑法犯のうち,最も多いのは強盗関係で30人(強盗2人,強盗致死傷24人,強盗強姦・同致死4人),次いで傷害関係25人(傷害致死24人,傷害1人),殺人7人,業務上過失致死傷と窃盗がそれぞれ6人となっている。 4―2―5―1図 少年新受刑者数の年齢別構成比 4―2―5―2図 少年新受刑者数の刑期別構成比 |