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3 少年の刑事裁判 4―2―2―8表は,平成10年から14年までの5年間について,通常第一審で有罪の判決を受けた少年の処理状況を見たものであり,14年については罪名別に細分している。
平成14年の有罪人員を罪名別に見ると,過失傷害(25.0%)が最も多く,以下,道路交通法違反(18.2%),傷害(17.8%),強盗(16.1%),窃盗(11.0%)の順となっている。 4―2―2―8表 少年の罪名別通常第一審有罪人員 ★少年保護事件(P.218) 家庭裁判所の取り扱う非行少年に対する事件を「少年保護事件」といいます。 なお,[1]家庭裁判所に送致される以前の段階における少年の被疑事件,[2]家庭裁判所から検察官へ逆送した事件で,刑事裁判所へ公訴を提起される以前の段階における少年の被疑事件及び[3]公訴提起後の事件を,少年の刑事事件といいます。 |