4―1―2―1図は,警察庁の統計により,少年特別法犯の内訳が明らかにされた昭和31年以降における交通関係法令違反を除く特別法犯の罪名別送致人員の推移を示したものである(
巻末資料4―5参照)。
少年特別法犯送致人員総数の動きを見ると,昭和38年の1万8,967人と58年の3万9,062人とをピークとする大きな波が見られた後,減少傾向を続けており,平成14年には6,451人(前年比8.2%減)となっている。罪名別に見ると,30年代は銃刀法違反が多かったが,40年代の後半からは,薬物関係の犯罪が大きな比率を占めている。
4―1―2―1図 少年特別法犯の送致人員の推移