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3 罪名別動向 4―1―1―5図は,平成14年の少年一般刑法犯検挙人員の罪名別構成比を見たものである。最も多い罪名は窃盗(60.1%)であり,次いで横領(22.9%)であるが,横領の内容は遺失物等横領が100%近くを占めている。また,年齢層別で見ると,どの年齢層においても窃盗の占める比率が最も高く,中でも,触法少年において69.6%と最も高い(巻末資料4―3参照)。
4―1―1―5図 少年一般刑法犯検挙人員の罪名別構成比 4―1―1―6図は,昭和21年以降における殺人及び強盗の少年検挙人員の推移を見たものである(少年刑法犯の主要罪名別検挙人員については,巻末資料4―3,4―4参照)。殺人については,平成10年以降,100人を超えて推移していたが,14年は83人となった。強盗については,8年に1,000人を超え,9年には1,701人と急増した後,おおむね1,600人台で推移し,14年は1,611人となっている。4―1―1―6図 凶悪犯の少年検挙人員の推移 |