1 新規入国者数の動向 外国人新規入国者数は,平成12年までは増加傾向を示していたが,13年は,同年9月にアメリカで発生した同時多発テロの影響もあって,2万7,146人(0.6%)減少して422万9,257人となっている。 平成13年について,外国人新規入国者を出身地域別に見ると,アジア地域出身者の占める割合が高く,6割を超え,次いで北米地域,ヨーロッパ地域となっている。国籍(地域)別に見ると,韓国が100万5,451人(総数の23.8%)で最も多く,以下,台湾77万7,673人(同18.4%),アメリカ62万8,731人(同14.9%),中国(台湾及び香港を除く。)22万5,357人(5.3%)となっている。 また,平成13年の外国人新規入国者について,在留資格別に構成比を見ると,観光等を目的とする「短期滞在」が91.7%で,外国人新規入国者のほとんどを占め,次いで,「興行」(2.8%),「研修」(1.4%),「定住者」(0.7%),「日本人の配偶者等」(0.6%),「就学」(0.6%),「留学」(0.6%)等となっている。 平成14年1月1日現在の不法残留者数(推計値)は22万4,067人で,前年に比べ8,054人(3.5%)減少している。過去最高を記録した5年5月1日現在(29万8,646人)以降,減少傾向が続いている(入国管理局の資料による。)。
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