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 平成13年版 犯罪白書 第4編/第5章/第1節/1 

第1節 外国人出入国の動向

1 新規入国者数の動向

 IV-60図は,最近10年間における外国人新規入国者数の推移を見たものである。平成12年における外国人新規入国者数は,前年より29万6,782人(7.5%)増加して425万6,403人となっており,前年に続いて過去最高を更新している。

IV-60図 出身地域別外国人新規入国者数の推移

 平成12年について,外国人新規入国者を出身地域別に見ると,アジア地域出身者の占める割合が高く,5割を超え,次いで北アメリカ地域,ヨーロッパ地域となっている。国籍(出身地を含む。)別に見ると,韓国が95万1,884人(総数の22.4%)で最も多く,以下,台湾88万2,394人(同20.7%),アメリカ66万1,564人(同15.5%)の順となっている。
 また,平成12年の外国人新規入国者について,在留資格別に構成比を見ると,観光等を目的とする「短期滞在」が91.9%で,外国人新規入国者のほとんどを占め,次いで,「興行」(2.4%),「研修」(1.3%),「定住者」(0.9%),「日本人の配偶者等」(0.8%),「就学」(0.5%),「留学」(0.5%)等となっている。