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 平成13年版 犯罪白書 第1編/第2章/第1節/2 

2 暴力団犯罪の動向

 昭和44年以降における交通関係業過及び交通関係法令違反を除く暴力団構成員等の検挙人員の推移を見ると,I-23図のとおりである。

I-23図 暴力団構成員等の検挙人員の推移

 平成12年における暴力団構成員等の検挙人員は,前年より1,457人(4.5%)減少し,3万1,054人となっている。そのうち,暴力団構成員の検挙人員は1万189人で,前年と比べ395人(3.7%)減少している。
 平成12年における暴力団構成員等の検挙人員を刑法犯,特別法犯別に見ると,刑法犯は1万9,668人(前年比57人増),特別法犯は1万1,386人(同1,514人減)となっている。さらに,暴力団構成員等の検挙人員における罪名別構成比を見ると,覚せい剤取締法違反が24.9%(7,720人)と最も高く,以下,傷害16.2%(5,021人),恐喝10.6%(3,290人),窃盗8.4%(2,623人)の順となっている(警察庁の統計による。)。
 I-18表は,平成12年における刑法犯及び特別法犯検挙人員に占める暴力団構成員等の人員を,主要罪名別に見たものである。

I-18表 主要罪名別検挙人員に占める暴力団構成員等の人員