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平成11年版 犯罪白書 第4編/第1章/第2節/1
第2節 薬物犯罪者の処遇
1 検察庁における処理状況
IV-5図
は,最近10年間の覚せい剤取締法違反,麻薬取締法違反及び大麻取締法違反の起訴率の推移を見たものである(
巻末資料IV-2
参照)。
覚せい剤取締法違反は,一貫して80%台後半で推移しており,平成5年までは緩やかな下降傾向を示していたものの,6年以降は上昇傾向にある。
麻薬取締法違反は,60%台から80%台の間で若干の起伏を示しつつ推移している。大麻取締法違反は,50%台から60%台で推移している。
IV-5図 薬物犯罪の起訴率の推移