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2 家庭と非行 最近10年間の家庭内暴力に係る少年の学職別の状況を見たものがIII-10図である。
少年による家庭内暴力の認知件数は,平成7年以降漸増傾向が見られ,10年には1,000件(前年比20.9%増)となっている。学職別では,どの年次も中学生が最も多くなっている。 平成10年における家庭内暴力の対象別の状況を見ると,母親が553件(55.3%)と最も多く,次いで,物(家財道具等)が158件(15.8%),同居の親族が121件(12.1%),父親が107件(10.7%),兄弟姉妹が50件(5.0%),その他が11件(1.1%)となっている(警察庁生活安全局の資料による。)。 III-10図 家庭内暴力事犯少年の学職別状況 |