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2 新受刑者数の推移 II-10図は,昭和21年以降の新受刑者数及び女子比(新受刑者数に占める女子の比率)の推移を見たものである。
II-10図 新受刑者数及び女子比の推移 新受刑者数は,昭和23年には,戦後の社会的混乱を反映して,7万727人と最高を記録したが,その後はおおむね減少傾向を示し,49年には2万5,728人となった。50年以降は再び漸増の傾向に転じ,59年には3万2,060人となったものの,60年以降は漸減傾向を示し,平成4年には2万864人となり,戦後最低となった。しかし,5年以降は増加に転じ,10年は2万3,101人で,前年と比べ434人(1.9%)の増加となっている(巻末資料II-6参照)。女子新受刑者数は,平成5年以降漸増傾向を示しており,10年は1,199人となっている(矯正統計年報による。)。 |