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2 入・退所状況 III-46図は,昭和24年以降の少年鑑別所新収容人員の推移を見たものである。
III-46図 少年鑑別所新収容人員の推移(昭和24年〜平成9年) 少年鑑別所新収容人員は,昭和60年以降,平成7年までは減少傾向を示していたが,8年から増加に転じ,9年には前年より2268人(14.6%)増加して1万7837人となっている(巻末資料III-10参照)。少年鑑別所への収容には,観護の措置としての少年鑑別所送致のほか,勾留に代わる観護の措置,勾留等があるが,平成9年における少年鑑別所新収容人員の入所事宙を見ると,観護の措置が83.1%で最も多く,次いで,勾留に代わる観護の措置が13.7%となっている。 III-6表は、最近3年間の少年鑑別所退所事由別人員を見たものである。 III-6表 少年鑑別所退所事由別人員(平成7年〜9年) 平成9年における少年鑑別所退所事由別人員は,保護観察(41.9%)が最も多く,以下、少年院送致(28.王%〉,試験観察(13.6%),観護措置の取消し(7.6%)の願となっている。 |