II-6表は、最近10年間に裁判が確定した者の裁判結果を見たものである。

II-6表　全事件裁判確定人員(昭和63年〜平成9年)

　平成9分年に裁判が確定した人員は,前年より2万6340人(2.5%)増加したが,これを刑名別に見ると,罰金(総数の93.7%)及び有期懲役(同5.6%)は,前年より増加したが,有期禁錮(同0.2%)及び無期懲役(同3.003%)は,いずれも減少している。また,無罪は,6年以降,最低値を更新していたが,9年は前年より13人増加して58人(同0.005%)となっている。