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8 初人受刑者の執行猶予歴・保護処分歴別構成比の推移 II-37図及びII-38図は,初入新受刑者(刑確定により初めて行刑施設に入所した受刑者)の執行猶予歴及び保護処分歴の推移を,昭和41年以降5年ごとに見たものである。(巻末資料II-27参照)
単純執行猶予歴のある者の比率がこの20年で約1.5倍に増加し,逆に執行猶予歴のない者の比率は減少傾向にある。一方,保護処分歴については,保護観察処分歴のある者の比率が徐々に上昇しているのに対し,処分歴の全くない者の比率は,昭和50年代半ば以降徐々に低下している。 |