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公職の選挙の公正を害する罪は,公職選挙法のほか,地方自治法,漁業法,農業委員会等に関する法律等にも定められているが,I-54図は,公職選挙法違反に限って,昭和24年以降における検察庁新規受理人員の推移を見たものである。(巻末資料I-7参照)
公職選挙法違反の受理人員は,おおむね統一地方選挙が行われる4年ごとに高い数値を記録している。この統一地方選挙が行われた年次について見ると,昭和38年にピークに達した後は,おおむね減少傾向にある。 なお,昭和21年には戦後初の衆議院議員総選挙が,22年には戦後初の参議院議員通常選挙及び統一地方選挙が行われ,その後,参議院議員通常選挙は3年ごと,統一地方選挙は4年ごとに,それぞれ行われている。また,衆議院議員総選挙は,近年においては平成2年,5年及び8年に行われている。 I-54図 公職選挙法違反の検察庁新規受理人員の推移 |