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 平成 9年版 犯罪白書 第1編/第3章/第7節/4 

4 賭博・富くじ

 賭博・富くじの認知件数,検挙件数及び検挙人員の推移は,I-30図のとおりである。(巻末資料I-4参照)

I-30図 賭博・富くじの認知件数・検挙件数・検挙人員の推移

 認知件数と検挙件数は,ほぼ同数であり,昭和23年以降35年まで急減し,39年以降52年までおおむね3,000件から5,000件の間で推移し,58年以降はおおむね減少傾向にある。
 検挙人員は,昭和22年に8万人を超えていたが,23年以降急減し,34年に6,000人を割った。35年以降は増加に転じたが,50年から減少し,多少の起伏を示しながら,59年には1万人を割って減少傾向にある。
 平成8年の認知件数は616件,検挙件数は614件,検挙人員は4,132人,検挙率は99.7%である。