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2 刑の執行率 III-39図は,平成7年に仮出獄を許可された殺人・強盗事犯受刑者(不定期刑受刑者及び無期刑受刑者を除く。)について,刑の執行率を,罪名別,累犯・非累犯者別及び刑期別に示したものである。仮出獄者全体から見ると,相対的に刑期が長く,非累犯者の割合の多い凶悪事犯受刑者は,刑の執行率が低い傾向にある(第2編第3章第3節参照)。
なお,仮出獄を許可された無期刑受刑者について,最近3年間における行刑施設在所期間別人員を見たものがIII-57表である。平成7年では,仮出獄した15人全員が,殺人・強盗の罪を犯した凶悪事犯者であり,在所期間は20年を超えるものが3分の1となっている。 III-39図 凶悪事犯仮出獄者の刑の執行率(平成7年) III-57表 無期刑仮出獄者の行刑施設在所期間別人員(平成5年〜7年) |