III-17表は,昭和30年以降平成6年までの40年間,の通常第一審における死刑言渡し人員を罪名別に見たものである。
III-17表 通常第一審における罪名別死刑言渡し人員(昭和30年〜平成6年)
平成6年について,有罪判決を受けた人員総数中に占める死刑判決の言渡しを受けた人員の比率を見ると,殺人は総数583人中の0.3%(2人),強盗致死は強盗致・傷等の総数386人中の1.6%(6人)である。
なお,検察統計年報によると,最近10年間における死刑の執行指揮の人員は,昭和61年から63年までは毎年2人,平成元年は1人,2年から4年まではO人,5年は7人,6年は2人,7年は6人である。また,7年末現在における未執行の人員は54人である。