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III-35図は,昭和30年以降における交通事故の発生件数及び交通事故による負傷者の人員を示したものである。発生件数は,53年から増加に転じ,平成5年には,昭和44年の最高記録を超え,平成6年には,更に増加して72万9,457件となった。負傷者数は,昭和45年に最高の98万1,096人に達した後急激に減少し,52年には59万3,211人に至ったが,その後は再び増加傾向に転じており,平成6年には,前年より0.4%増の88万1,723人となっている。
III-35図 交通事故の発生件数及び負傷者数の推移(昭和30年〜平成6年) なお,死亡者数は,昭和45年に最高の1万6,765人に達したが,その後急速に減少し,54年にはピーク時のほぼ半数の8,466人を記録している。その後は比較的小さな幅で増減を繰り返していたが,63年に再び1万人を超え,平成6年におい゛Cは,前年と比べ2.7%の減少が見られたものの,1万649人となっている(巻末資料III-5表参照)。 |