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 平成 7年版 犯罪白書 第3編/第2章/第1節/2 

2 暴力団勢力の推移

 III-11図は暴力団対策法施行前後の暴力団勢力の推移を見たものである。

III-11図 暴力団対策法施行前後の暴力団勢力の推移(平成3年〜6年)

 警察庁刑事局の資料によると,平成6年12月31日現在における暴力団勢力(暴力団の構成員及び準構成員)は約8万1,000人であり,前年と比べ約5,700人(6.6%)減少している。これを暴力団構成員のみについて見ると,約5万2,900人から約4万8,000人へと約4,900人(9.3%)の減少となっている。山口組,稲川会及び住吉会の3団体に所属する暴力団勢力は約5万2,300人(暴力団勢力全体の64.6%)であり,暴力団勢力全体に占める比率は,前年とほぼ同率である。