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 平成 7年版 犯罪白書 第1編/第1章/第3節/3 

3 虞  犯

 I-4表は,最近5年間における虞犯の,態様別に見た家庭裁判所終局処理人員の推移を示したものである。平成5年における虞犯の総数は1,008人で,その内訳を見ると,家出が最も多く,次いで,交友不良,不純異性交遊,怠学,夜遊びの順となっている。また,虞犯総数に占める女子の比率は,男子より高く,5年には56.5%となっている。
 なお,虞犯少年の年齢層別構成比は,男女共に14・ 15歳の少年が最も高く,男子で43.4%,女子で53.9%を占め,次いで,16・17歳が男子で33.3%,女子で38.8%となっており,18歳以上は,それぞれ16.4%,5.8%となっている。

I-4表 虞犯の態様別家庭裁判所終局処理人員