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1 ゲリラ事犯 過激派各派は,平成5年においても,「天皇制反対」,「東京サミット反対」,「新東京国際空港反対」等を呼号し,悪質ないわゆるテロ,ゲリラ等の違法行為を繰り返している。
最近5年間におけるゲリラ事犯の発生件数の推移は,III-30表のとおりである。平成5年の発生件数は,前年より17件(37.0%)減少して29件となっている。 III-30表 ゲリラ事犯発生件数 ゲリラの対象は,自衛隊関連施設,警察署,神社仏閣,個人宅等,多方面に及んでいるが,そのうち,個人宅をねらったものが平成5年は11件と全体の4割近くを占め,また,犯行手段を見ると,時限式発火装置によるものが17件,爆発物や発射装置によるものが12件となっている。 |