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2 薬物濫用少年 III-2図は,最近5年間における覚せい剤事犯少年の学職別検挙人員を示したものである。平成4年における検挙人員の総数は1,001人で,前年より58人(6.2%)増加している。学職別に見ると,無職者が53.2%で最も多く,次いで有職者が39.2%,学生・生徒が7.6%となっている。男女別に見ると,4年における男子は481人,女子は520人で,女子の濫用者が男子に比べて多くなっている。
III-3図は,最近5年間におけるシンナー等濫用少年の学職別検挙人員を示したものである。 平成4年における検挙人員の総数は1万4,850人で,前年より5,534人減少している。4年の学職別構成比を見ると,有職者が39.6%で最も多く,次いで無職者が30.7%,学生・生徒が29.7%となっている。男女別に見ると,男子の比率は65.3%で,女子は34.7%となっており,覚せい剤事犯に比べると女子比は低い。 III-2図 覚せい剤事犯少年の学職別検挙人員 (昭和63年〜平成4年) III-3図 シンナー等濫用少年の学職別検挙人員 (昭和62年〜平成4年) |