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4 新受刑者の罪名 II-26表は,平成3年における新受刑者の罪名別構成比を男女別に見るとともに,最近3年間の新受刑者の罪名別構成比を見たものである。3年の新受刑者では,刑法犯が総数の59.6%,特別法犯が40.4%となっている。罪名別では,2年に第1位であった窃盗と同年第2位であった覚せい剤取締法違反が入れ替わり,覚せい剤取締法違反が29.0%(6,106人)と最も高く,次いで,窃盗の25.8%(5,431人)となっている。男女別に見ると,男子は,2年に第2位であった覚せい剤取締法違反が第1位になり27.7%(5,595人)を占めている。一方,女子は,昭和53年以降,覚せい剤取締法違反が窃盗を上回って第1位を続けており,56年には50.5%(503人)と新受刑者の半数を超えた。その後,引き続き覚せい剤取締法違反は女子新受刑者の過半数を占めており,平成3年には55.9%(511人)となっている。
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