前の項目   次の項目        目次   図表目次   年版選択
 昭和37年版 犯罪白書 第一編/第五章/三 

三 再犯期間

 犯罪者は,ひとたび犯罪を発見され,なんらかの処分を受けた後,再び犯罪を犯すときには,どのくらいの期間をおいているのであろうか。この点について最も正確な資料は,行刑統計年報による再入受刑者の再犯期間に関するものである。そこで,ここでは再入受刑者の再犯期間についてながめてみることにする。再入受刑者を対象とするから,ここでとりあげられている犯罪は,禁錮以上の実刑に処せられるような犯罪に限られるわけである。