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 昭和61年版 犯罪白書 第2編/第2章/第1節/4 

4 交通事件と一般事件

 II-6表は,昭和60年における検察庁終局処理人員の処理区分別構成比を,全事件,一般事件,交通事件のそれぞれについて見たものである。公判請求の比率は,一般事件では22.6%であるが,交通関係業過では2.0%,道交違反では0.5%と極めて低い。略式命令請求の比率は,道交違反が最も高く83.3%で,これに次ぐのが交通関係業過の63.5%であり,最も低いのは一般事件の16.5%である。不起訴の比率は,一般事件で19.0%,交通関係業過で24.3%であるが,道交違反では2.6%と極めて低い。

II-6表 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比