5 新受刑者の刑名及び刑期 II-26表は,新受刑者の刑名及び刑期について見たものである。昭和59年は,死刑の執行を受けた者が1人,懲役が3万1,659人(98.7%),禁錮が394人(1.2%),拘留が6人となっている。前年に比べ,懲役で1,328人,禁錮で12人,それぞれ増加している。刑期別構成比では,懲役については,前年までは刑期6月を超え1年以下の者の比率が最も高かったが,59年においては,刑期1年を超え2年以下の者の占める比率が36.1%で,最も高くなっている。禁錮については,刑期6月を超え1年以下の者が59.4%で最も高い。なお,刑期1年以下の者は,懲役で438 7%,禁錮で80.5%となっている。
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