II-6表は,昭和59年における検察庁終局処理人員の処理区分別構成比を,全事件,一般事件,交通事件のそれぞれについて見たものである。公判請求の比率は,一般事件では22.1%であるが,交通関係業過では1.9%,道交違反では0.5%と極めて低い。略式命令請求の比率は,道交違反が最も高く83.7%で,これに次ぐのが交通関係業過の62.8%であり,最も低いのは一般事件の18.4%である。不起訴の比率は,一般事件で19.8%,交通関係業過で24.7%であるが,道交違反では2.3%と極めて低い。
II-6表 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比(昭和59年)