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3 新受刑者の性別及び年齢 III-24表は,新受刑者の性別及び年齢層別の構成比を見たものである。昭和58年における性別構成比では,男子96.2%(2万9,568人),女子3.8%(1,157人)であり,女子の比率は,最近上昇の傾向を示している。
新受刑者の年齢層別構成比を見ると,昭和20年から51年までは,一貫して20歳代の占める比率が最も高く,特に40年代までは,新受刑者総数の50%以上がこの年齢層によって占められていた。しかし,52年以降は,20歳代に替わって30歳代の新受刑者が最も多くなり,58年では,30tR代が全体の38.0%を占めている。また,40歳代及び50歳以上の占める比率が引き続き上昇傾向にある。特に,これを60歳以上の者について見ると,50年では371人で,総数の1.4%であったものが,58年では588人,1.9%となっており,高齢受刑者の増加傾向が窺われる。 III-24表 新受刑者の性別・年齢層別構成比(昭和40年,50年,56年〜58年) |