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昭和57年版 犯罪白書 第4編/第2章/第1節
第2章 最近の覚せい剤犯罪及び犯罪者の特質
第1節 検察・裁判
最近における覚せい剤事犯の増加傾向にかんがみ,覚せい剤事犯の実情,覚せい剤事犯者の属性,科刑状況等を把握するため,法務総合研究所では,覚せい剤事犯に関する特別調査を行った。以下,その結果の概要を述べる。なお,この調査は,昭和55年10月1日から同年12月末日までに東京地方裁判所等24の地方裁判所(支部を除く。)で有罪言渡しを受け,57年1月末日までに確定した1,679人を対象として行ったものである。