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 昭和57年版 犯罪白書 第1編/第2章/第5節/4 

4 暴走族

I-47表 暴走族の違反態様別検挙状況(昭和54年〜56年)

 警察庁の調査によれば,昭和56年11月末現在における暴走族は,グループ数770,構成員数4万629人で,過去最高の人員を記録した55年を更に上回っている。
 I-47表は,最近3年間における暴走族の違反態様別検挙件数及び検挙人員を示したものである。昭和56年における検挙件数,検挙人員は,共に前年を上回っているが,違反態様別に見ると,刑法犯の検挙件数,検挙人員は,共に減少しているものの,特別法犯及び道路交通法違反は,いずれも増加している。特に,特別法犯では,毒物及び劇物取締法違反,道路交通法では,整備不良,無免許,共同危険行為等の増加が目立っている。