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2 交通関係業過事件 I-45表は,最近5年間における交通関係業過事件の検挙人員を罪名別に見たものである。検挙総人員は,昭和53年から増加を続け,56年は前年より8,750人(1.8%)増加して48万6,481人となっている。これは主として,業務上過失傷害による検挙人員の増加が反映したもので,56年の同罪名による検挙人員は,前年より8,728人(1.9%)増加して47万7,212人となっている。業務上過失致死による検挙人員は減少を続け,56年は前年より45人(0.6%)減少して7,942人となっている。なお,重過失傷害は増加傾向にあり,重過失致死は多少の増減は認められるものの漸減傾向にある。
I-45表 交通関係業過事件検挙人員(昭和52年〜56年) |