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 昭和56年版 犯罪白書 第3編/第2章/第1節/3 

3 新受刑者の性別・年齢・国籍

 III-30表は,新受刑者の性別・年齢層別構成比を見たものである。昭和55年においては,男子2万7,531人に対して,女子は843人(総数に対し3.0%)で,最近3年間を見ると,新受刑者中に占める女子の比率が微増の傾向にある。
 新受刑者の年齢層別構成比を見ると,昭和20年から51年までは,一貫して20歳代が最も高率であったが,52年以降はそれが30歳代に代わっており,55年では,30歳代が総数の41.4%を占めている。また,40歳以上の者の比率は,男子は31.3%であるのに対し,女子は47.5%と高くなっている。
 III-31表は,新受刑者を国籍別に見たものである。新受刑者中,外国籍を有する者は962人であり,総数の3.4%に当たるが,この比率は,過去10年間,大きな変化は見られない。

III-30表 新受刑者の性別・年齢層別構成比(昭和53年〜55年)

III-31表 新受刑者の国籍別人員(昭和54年,55年)