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2 女性特別法犯の概況 IV-38表は,最近5年間における道交違反を除く女性特別法犯の警察からの送致人員の推移を示したものである。昭和53年の送致人員総数は,2万1,492人で,前年に比べて3,582人の減少となっている。53年の送致人員の罪名別構成比を見ると,風俗営業等取締法違反が28.5%の6,115人で最も多く,次いで,毒物及び劇物取締法違反(13.5%)と覚せい剤取締法違反(13.5%),そして,売春防止法違反(7.4%)等の順となっている。53年の送致人員を49年と比較すると,総数ではほぼ同じであるが,覚せい剤取締法,毒物及び劇物取締法及び大麻取締法の各違反の激増が注目される。
IV-38表 女性特別法犯送致人員の推移(昭和49年〜53年) |