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 昭和50年版 犯罪白書 第2編/第5章/第2節 

第2節 受刑者の特徴

 新受刑者の総数は,前出のとおり(II-7図参照),戦後昭和23年をピークとして,その後は,年々多少の起伏を示しながらも減少の傾向を見せているが,このような減少傾向の中で,実数において増加傾向を示しているもの,あるいは構成比において増大の傾向を示しているものがある。そこで,このようなものを取り出してみることによって,最近の受刑者の特徴を考察してみよう。