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平成29年版 犯罪白書 第4編/第1章/第2節/1

第2節 交通犯罪の動向
1 交通事故の発生動向

交通事故の発生件数及び交通事故による死傷者数の推移(昭和23年以降)は,4-1-2-1図のとおりである(詳細はCD-ROM資料4-1参照)。発生件数及び負傷者数は,平成17年以降減少し続けている。死亡者数も,平成期においては,4年(1万1,452人)をピークとして,それ以降,減少傾向にあり,28年は3,904人(前年比213人減)と4,000人を下回った。

4-1-2-1図 交通事故 発生件数・死傷者数の推移
4-1-2-1図 交通事故 発生件数・死傷者数の推移
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交通事故の発生件数(自動車,自動二輪車及び原動機付自転車の運転者に限る。)の推移(最近10年間)を第一当事者(事故当事者のうち最も過失の重い者をいい,過失が同程度の場合は,人身損傷程度が軽い者をいう。)の年齢層別に見ると,4-1-2-2図のとおりである。平成28年における75歳以上の者が第一当事者の交通事故発生件数は3万2,890件(前年比657件(2.0%)減)であり,19年と比べると,その他の年齢層ではいずれも減少しているのに対し,75歳以上の者については3,518件(12.0%)増加している(CD-ROM参照)。

4-1-2-2図 交通事故 発生件数の推移(第一当事者の年齢層別)
4-1-2-2図 交通事故 発生件数の推移(第一当事者の年齢層別)
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