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平成22年版 犯罪白書 第7編/第1章/1節/7

7 暴力団構成員等

7‐1‐1‐11図は,重大事犯(統計データのない傷害致死を除く。)について,暴力団構成員等(暴力団の構成員及び準構成員をいう。以下この項において同じ。)の検挙人員の推移(平成元年以降)を見たものである。その人員は,殺人及び強盗では平成15年まで,強姦では12年まで増加傾向にあった後,減少傾向にあるが,強盗では,まだ相当高い水準にある。検挙人員に占める暴力団構成員等の比率は,殺人及び強盗では,一般刑法犯全体と比べて相当に高い(第3編第2章第2節1項参照)。

7‐1‐1‐11図  暴力団構成員等の検挙人員の推移(罪名別)