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平成22年版 犯罪白書 第1編/第1章/第1節/3

3 検挙率

検挙率は,かつて刑法犯全体で70%前後で推移していたが,昭和63年から低下傾向が見られ,認知件数の急増に検挙が追い付かずに更に低下し,平成13年には,刑法犯全体で38.8%,一般刑法犯で19.8%と戦後最低を記録した。しかしながら,14年から上昇に転じ,その後も上昇し続け,18年以降は,横ばい(刑法犯全体では50.9〜51.6%)で推移し,21年は,刑法犯全体で51.7%(前年比0.9pt上昇),一般刑法犯で32.0%(同0.4pt上昇)であった(1‐1‐1‐1図参照)。